緑区 中尾

中尾神社

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中尾神社の入り口の向かい、小高くなったあたりに庚申塔。

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寛政12(1800)山型角柱 塔の正面「庚申塔」台の正面に三猿を彫る。

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塔の左側面中央に年号。脇に武州足立郡木崎領。右側面 従是 南わらび戸田ミち
西 うらわ 大宮道 北 はっきりしないが ばんば 三室道? 東 八丁 越ケ谷道。
その下には東中尾 中尾耕地 講中と刻む。

中丸自治会館墓地

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中尾神社から北へ200mほど、墓地の入口、道から見上げるような場所に庚申塔。

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享保5(1720)丸彫重制 大きな台の上に角柱の塔、その上に青面金剛坐像。

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青面金剛坐像 合掌型六臂。左上手のみ欠損している。下部に邪鬼と三猿。

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塔の正面「奉造立庚申供養塔」右側面 年号に続いて、中丸施主二十人と刻む。

大聖不動尊

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大聖不動尊のお堂の左、六地蔵とお地蔵様の祀られた小堂の奥に石塔が並ぶ。

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庚申塔 元文5(1740)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。ユニークな
ポーズ。足元に邪鬼がうずくまり、薄く二鶏、さらに三猿を彫る。

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右側面に「庚申供養塔」 講中十六人。左側面に木崎領中尾不動ヶ谷戸と刻む。

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庚申塔 元禄9(1696)笠付角柱 下部の台の正面に三猿を彫る。

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塔の正面 日月雲「奉建立庚申尊像 當處安全所」左下に施主當村善男善女。

駒前公会堂 緑区中尾

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駒前公会堂の前の庭の一角に庚申塔。真新しい笠が不自然で異様な印象。

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以前訪れた時は、こんな姿だった。塔の向きも変わっている。

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享保2(1717)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。下の台に三猿。

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塔の左側面 年号の下に 施主 駒前芦ヶ谷 男女 三拾一人。

芦谷駒前墓地 緑区中尾

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あしや集会所の向かいにある芦谷駒前墓地、入り口の右手に石仏が並ぶ。

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庚申塔 宝暦2(1752)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 鈴ショケラ持ち六臂。
足元に大きめの邪鬼と三猿。笠の正面に卍を彫る。

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右側面 「奉造立青面金剛庚申供養塔為二世安楽」

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左側面 年号の下に芦谷駒前 講中三十人と刻む。

駒形公会堂南路傍 緑区中尾

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駒形公会堂から南、左手の住宅の庭の隅に庚申塔。

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延享元年(1744)笠付角柱 日月雲 青面金剛立像 六臂。左手に鈴、右手にショケラ。

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左側面に年号。この角度から見ると像の彫りが深いのがよくわかる。手を前で組む
ショケラの様子も面白い。

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右側面「奉造立庚申供養塔」その下に講中 中尾村 男女四十六人と刻む。