浮間舟渡から歩く

浮間舟渡駅北東路傍 北区浮間2-24

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浮間舟渡駅の北口を出て東に200mほど、北へ向かう一歩通行の道の左側の路傍、
角地に小堂があり、庚申塔が祀られていた。庚申塔は東を向いている。

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庚申塔 延享3(1746)日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。邪鬼と三猿。

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塔の左側面に年号、右側面「青面金剛 武州浮間邑講中七人」と刻まれている。

北向地蔵堂 北区浮間2-4

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上の庚申塔から一方通行の道をさらに北に歩くとT字路にぶつかる。右折して
少し行くと右手に小堂があり、石仏が並んでいる。

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右 庚申塔 宝永2(1705)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。足元に邪鬼と三猿。
頭を右にしてうずくまる邪鬼は頭部がひどくねじれている。三猿は正面向き。
青面金剛の右脇、「奉供養庚申待」さらに講中為二十一人二世安穏也と刻む。
左脇には年号、続いて武州下足立郡平柳之内浮間村 願主 西念と刻まれていた。

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中 地蔵菩薩立像 享保6(1721)下の台の正面に年号、続いて願主 村中と刻む。

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左 庚申塔 安永2(1777)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。邪鬼は土下座して
足蹴にされている。その下に三猿。右側面には年号、左側面 浮間村講中。

子育地蔵尊 北区浮間3-34

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浮間舟渡駅の南の道を東に10分ほど歩くと右手の角に子育地蔵尊の小堂が立つ。
中には二体の地蔵菩薩立像の前に庚申塔と巡拝供養塔。地蔵菩薩は造立年不明。
巡拝供養塔は天保8(1837)上部に如意輪観音坐像、北足立郡浮間村尾熊源左衛門。

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庚申塔 安永6(1777)日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。像の前は人形と花などが
供えられ、下部は見難いが、邪鬼と三猿が彫られている。

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右側面には年号、左側面に浮間村講中と刻まれていた。

浮間小学校北西路傍 北区浮間3-11

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北浮間郵便局の南、老人ホームの北東の隅に庚申塔 寛政11年(1799)がある。
日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持ち六臂。足元に邪鬼と三猿。

渡船場跡 北区浮間3-6

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浮間を南に下ると新河岸川に至る。新河岸大橋の北詰から川沿いに東に歩くと
左側の路傍に4基の石塔が立っていた。ここは浮間渡船場の跡地らしい。

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右から 巡拝供養塔 文政元年(1818)正面 阿弥陀三尊の梵字の下 西國秩父坂東、
四国八十八箇所 供養と彫られている。

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塔の右側面 上部に年号 下部に右 いいつか 川口道。左側面に左 浮間村と刻む。

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馬頭観音坐像 文化10(1813)大きな笠の正面には卍が彫られている。二段の台の
上の台の正面に大きく「講中」下の台に35名の名前が刻まれていた。

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馬頭観音は三面六臂。風化も少なく彫りもはっきりしている。

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庚申塔 天保9(1838)日月雲 青面金剛立像 剣ショケラ持六臂。足元に邪鬼三猿。
下の台の正面に浮間村講中とあり、18名の名前が刻まれていた。

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目を剥いた青面金剛は迫力があり、すがりつくショケラ、両脇に配された二鶏など
細部までかなり丁寧に彫られている。

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最後に水神宮祠。こちらは造立年など、詳細は不明。付近に渡船場があったことを
考えるとこの祠も大きな存在だったのではないだろうか。