九平橋西路傍 北区本郷町 [地図] 見沼代用水西縁に架かる九平橋の西、空き地にポツンと庚申塔が立っていた。 庚申塔 宝暦12(1762)青面金剛立像 ショケラ持ち六臂 奉庚申并百所供養とある。 高林寺 北区本郷町 [地図] 高林寺は産業道路の本郷町交差点の東裏にある。境内に入って右手の石塀の前に 石塔が並んでいる。手前から三基は草木の陰に立っていた。並び順が確認できる 写真が見つからないが、馬頭観音 文政6(1823) 上岡馬頭観世音菩薩とある。 地蔵菩薩立像 安永2(1773)台座に和歌が刻まれている。 大乗妙典六十六部供養塔 宝暦11(1761) その奥にも六地蔵をはさんでいくつかの石塔が並んでいる。 手前から光明真言供養塔 嘉永4(1851)上部には弘法大師坐像が彫られていた。 その隣、百ヶ所観音供養塔 文化4(1807)秩父・西国・坂東供養塔と彫られている。 隣には庚申塔 寛延3(1750)青面金剛立像 ショケラ持ち六臂 上部の日月雲から 青面金剛の顔や全身の躍動感、ショケラの表情など細かい部分までしっかりと 彫られている。年代を考えるとこの美しさは信じられないほどだ。 青面金剛の足下の二匹の邪鬼も表情が素晴らしく個性的だ。三猿もまた自由で なんだかほほえましい。 六地蔵をはさんでその奥に地蔵菩薩立像 享保5(1720)高さ2mを越える。 台座には奉造立 男女講中 二世大願などと刻まれていた。 参道の右の塀から離れて正面の建物の前に聖観音立像 宝暦4(1754)が立つ。 産業道路宮原駅(東)交差点の東路傍 北区本郷町 [地図] 産業道路宮原駅(東)交差点の東側の角のところに小堂が立っていた。 庚申塔 元禄12(1699)青面金剛立像 合掌型六臂 彫りが薄くて見づらいが上左手に ショケラを持っているようだ。邪鬼は正面向き。三猿とともにシンメトリック。