上戸田の石仏

上戸田氷川神社 戸田市上戸田3-20 「地図]

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鳥居の手前、参道の右側に二基の石塔が立っている。石鳥居は寛政10(1798)建立

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庚申塔 延宝元年(1673)青面金剛立像 六臂。戸田市内で最古の庚申塔だという。
下に三猿と二鶏が彫られているが邪鬼はいない。右縁に足立郡上戸田村と刻む。
下の部分に施主を含めて5名左右の側面にそれぞれ7名の名前が刻まれていた。

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隣は光明真言供養塔 文化13(1816)天下太平 国土安隠と刻まれている。台の正面
上戸田村講中とあり、16名の名前が刻まれていた。左側面に16名の名前が続く。
右側面には下戸田村とあり、10名ほどの名前が刻まれている。

 

光明寺 戸田市上戸田2-9 [地図]

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光明寺は中山道の本町交差点の北西100mほどの路地の中にある。

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門の脇に四國移霊場標石 正面に大きく弘法大師霊場と彫られ、脇に新四國
八十八ヶ所 第二十二番 阿波國平等寺移 上戸田光明寺となっていた。
右側面には多福院へ七丁、正覚院へ七丁と刻まれている。

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駐車場の脇の小堂の中 かなり大きな地蔵菩薩立像 正徳4(1714)が立っていた。
大きな錫杖を持つ丸彫りのお地蔵様。台は蓮台も含めて四段になっていて、
一番下の大きな台の正面に地蔵講中七十八人施主菩提と刻まれている。